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■英語の聴速って?
最近、英語の聴速(速聴)(2-4倍速)で聴き取りの能力を向上させようという話をよく耳にし
ます。本当に効果はあるのでしょうか? 私も、関連する本を買って調べていますが、日本人の脳
は音声認識に対しては、左脳が小さい頃から発達しているようです。これは、日本語の周波数領
域が1500ヘルツ以下の比較的に低い領域にあるためです。一方、英語は、ご存知のように高い
周波数領域(2000ヘルツ以上)にあるので、低い領域の音域を聴きなれた日本人には、
英語の子音(p,t,vなど)が聴き取りにくくなります。これを改善するためには、毎日、英語を欠
かさずに聞くことが一番ということになりますが、できるだけ短時間で効果を上げるために、
聴速という手段が取り上げられているようです。これは、聴速によって、もともと動作の速い
右脳を活性化し、英語を右脳で聴き取るようにするものです。
以上のような理由で、個人的にもトライしています。聴速は、通常、聴き終わるのに10分かかる
ものを2倍速であれば、半分の5分で聴けるわけですので、忙しい人には、それだけでも効果があ
るかもしれません。フリーソフトを利用した方法について、以下に解説します。
*N88BASICを利用した単語の復習はこちらです。
■聴速(速聴)のサンプルNEW!
ファイルは圧縮ファイルですので、ダウンロード後、解凍してください(ピノキオの第1章です)
通常の速度(355KB)→ ダウンロード
2倍速(197KB ) → ダウンロード
4倍速(96KB) → ダウンロード
*MP3ファイルではダウンロードがうまくいかなかったので、圧縮ファイルに変更しました。
*圧縮・解凍のフリーソフトは、こちら
です。
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■準備するもの
以下に、4本のフリーソフトを示しますが、私は、実際には次のようにして聴速を行っています。
@DARUソフトで、CDに記録されているCDAファイルをパソコンで取り扱えるWAVEファイルに変換する。
AMERUソフトで、パソコンに取り込んだWAVEファイルを2倍速に変換する。
BmusicEncoderソフトで、2倍速のWAVEファイルをMP3ファイルに変換する(データ量は約1/10に減少)
C携帯用のオーディオプレイヤーにダウンロードする→聴速の練習
(*必要があれば、AudioEditorで、MP3ファイルの編集を行う)
ざっと、このような手順です。最近では、音楽CDをMP3に変換するソフトも市販されています(価格もおてごろ
なので(2000円程度)、このようなソフトを利用されると手間が省けていいかもしれません)
・フリーソフト
1.MeRu (作者はInspiredWorkSさんです):再生速度を変更するフリーソフト
ダウンロード:
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se288913.html
2.DARU/WAVE-PLAYER! (作者はDULLさんです):CDAファイルをWAVE形式に変換できるフリーソフト
ダウンロード:
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se244212.html
3.AudioEditor (作者はtedさんです):MP3の編集(カット、結合)ができるフリーソフト
ダウンロード:
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se143192.html
4.ミュージックエンコーダー(musicEncoder) Ver0.8 (作者はひろさんです):
WAVEファイルをMP3に変換するフリーソフトです。
 ダウンロード:
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se295508.html?y
・お手持ちの英語CD教材
■更新記録:
2004.10.31 作成
2004.11.7 AudioEditor(MP3の編集ソフト)の利用方法を追加
2004.11.8 ミュージックエンコーダーの利用方法を追加
2006.12.28 HPリニューアル
MeRuソフトの利用方法
■すでにパソコンの中に、WAVEあるいはMP3形式のファイルが存在する場合は
このMeRuソフトですぐに聴速にトライできます。
ソフトのダウンロードおよび、解凍はできたでしょうか?
上の図は解凍したMeRuソフトの起動画面です。解凍を行うと
MeRu.exeという実行ファイルが生成されるので、このファイルを
ダブルクリックします。
以下に、簡単操作手順を示します。
1.ファイルを開く(上図の”1”)
聴速したいファイルを開いてください。
2.画面下のメニュバー(上図の”2”)で再生速度を決めます。通常の速度
であれば、1.0、2倍速であれば、2.0に設定します。
3.再生してください(上図の”3”)。
いかでしょうか?
オンラインヘルプ(MENUバーの右端)にはかなり詳しい説明があります。
■ パソコンの中にすぐに読み込めるファイルがない場合は、まず
このDARU/WAVE-PLAYER!を利用して、CDからファイルを読み出します。
その後、MeRuソフトを使って、2倍速に変換します。
以下に、簡単な操作手順を示します。
解凍すると、DWPLAY.EXEという実行ファイルが生成するので、このファイルをまず、ダブルクリックしてください。
1.CDをパソコンに挿入し、本体の”1”のあたりを右クリックするとプルダウンメニューが現われるので、選曲を
行います。
2.下図の”2”の部分に選曲したファイルが表示されます。
3.下図の”3”の部分でアウトプットのファイル形式を設定します(WAV形式など)
4.再生を行います(下図の”4”)
*再生が終了すると、このDARU/WAVE-PLAYER!と同じフォルダーの中に、WAV形式のファイルが新しく生成
しています。適当に名前を変えて、保存しましょう。このファイルは左のMeRuソフトで聴速をすることが
できます。
AudioEditoソフトの利用方法
■MP3ファイルのカット、結合、分割を行うフリーソフトです。
1.フリーソフト:AudioEditor(作者はtedさんです)のダウンロードおよび解凍
2.AE421というファイルが生成します。この中のAEditor.exeをダブルクリックして、起動してください。
3.編集したいMP3のファイルをドラッグ&ドロップで、編集リストにいれます。
ドラッグ&ドロップ:編集したいMP3のファイルをマウスの左クリックでつかんで、そのまま
図中の1の部分に入れてください。
4.編集方法(カット、結合、分割)を選択(図中、2)
5.例えば、最初の30秒の説明部分をカットしたい場合、編集点リストを以下のように設定して、
編集開始をクリックしてください(図中、4)。図中、3の部分は、1行目が00.00、2行目が、30.00(単位は秒)
となっています。このように記入することで、最初の30秒がカットされます。
6.編集するファイルが入っているホルダーに、新しいファイルが作成されています。
新しいファイルの名前はそのままです。その代わりに、元のファイルの頭に@マークのついた
元のファイルのバックアップファイルが同時に生成します。ファイルのサイズ容量を確認してみてください。
カット編集したファイルは容量が小さくなっているはずです。
*解凍したファイルの中にReadme.htmlという、かなり詳しい説明が付属しています。
musicEncoderの利用方法
■WAVファイルをMP3に変換するフリーソフトです。
MP3とは、 MPEG Audio Layer-3 の略で、映像データ圧縮方式のMPEG-1で
利用される音声圧縮方式の一つです。オーディオCD並の音質を保ったままデータ量を
約1/11に圧縮することができるという特徴があります。携帯用のデジタルオーディオプレイヤー
はほとんどがこの形式です。上述したように、データ量は約1/11ですので、64MBの
メモリーがあれば、ほぼ、1枚分のCDを収録できます。
聴速にするとさらに、データ量が少なくなるので、1.5-2枚分が収録できるように
なります。
それでは、手順を示します。
1.フリーソフトのダウンロード:musicEncorder(作者はひろさんです)
2.musicEncoder.exeをダブルクリックして起動する。
3.下図、1の部分を左クリックして、出力先ホルダーをきめる(例えば、Dドライブなど)
4.下図、2の部分を右クリックすると、3のプルダウンメニューが現れるので、
”項目の追加”をクリックして、変換したいファイルを選択する。選択が終了すると、4の部分に
そのファイル名が記入される。
5.”変換”ボタンを左クリックすると、変換が開始され、1.で指定したホルダーにMP3ファイル(名前は同一)
が生成される。
以上
英語の速聴(聴速)とセロトニン@吉祥寺
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